「派手な披露宴はしたくない」「ふたりだけで静かに神前式を挙げたい」
そんなお声を最近よく耳にします。実は、お二人だけでも神社で結婚式を挙げることは可能です。
神社での「ふたりだけの結婚式」がどういうものか、どんな準備が必要かについて、お答えします。
神社婚は、ふたりだけでも可能です
結論から言うと、神社での結婚式は新郎新婦ふたりだけでも挙げることができます。
神前式は本来、「家と家を結ぶ儀式」とされ、親族が参列することが多いものの、近年はライフスタイルや価値観の変化により、「ふたりだけ」の挙式を受け入れる神社も増えてきました。
神職や巫女が式を執り行ってくれるため、参列者がいなくても式として成立します。人前に立つのが苦手な方や、再婚などで控えめな式を希望する方にも選ばれています。
なぜ「ふたりだけの結婚式」が選ばれているのか?
少人数やふたりきりの結婚式には、以下のような背景や理由があります。
・自分たちの時間を大切にしたい
写真を撮りながら、静かに神社の空気を楽しみたいカップルにとって最適なスタイルです。
・シンプルに結婚の「けじめ」をつけたい
形式ばらず、自分たちらしく結婚を祝いたいという考え方です。
・費用を抑えたい
大人数の披露宴に比べ、衣裳と挙式だけに絞ることで、必要な費用もコンパクトに。
・家族や友人に負担をかけたくない
遠方からの招待やスケジュール調整が難しい場合など。
挙式の基本的な流れと必要な準備
ふたりだけの挙式でも、基本的な神前式の流れは変わりません。以下のような準備が必要です。
1. 神社の選定と予約
希望日時が空いているかを確認し、正式に申し込みます。人気の神社では数か月前から予約が埋まることもあるので、早めの行動が吉。
2. 衣裳の準備
新婦は白無垢または色打掛、新郎は紋付袴が一般的。式場と提携している衣裳店を利用するか、自分たちで用意する必要があります。
3. 写真・動画撮影
ふたりだけの式では、記録がとても大切。境内や参道でのロケーション撮影を取り入れるカップルも多く、後から家族や友人に写真を見せることで、報告の代わりにもなります。
4. 美容・着付けの手配
神社によっては、境内近くに提携する美容室や控室がある場合もあります。自分たちで探す場合は、時間や移動も含めてスケジュールを確認しましょう。
気をつけたいポイント
- 神社によっては、親族の参列を前提としている場合もあるため、ふたりだけでの挙式が可能か事前確認を忘れずに。
- 式後に両家へ報告や挨拶をしたい場合、後日改めて写真やお食事会を設けると丁寧な印象に。
- 衣裳選びや撮影にこだわると、ふたりだけでも満足感の高い一日になります。
まとめ|ふたりきりでも、心に残る神前式は叶います
静かに、でもきちんとした形で結婚を祝いたい。
そんな想いに寄り添えるのが、ふたりだけの神社婚です。大げさな演出はなくても、神社の空気や伝統の所作が、自然と「人生の節目」を感じさせてくれます。
ふたりきりの結婚式は、決して特別なことではなく、今では多くのカップルが選ぶ自然なスタイルのひとつ。
自分たちの心に正直に、静かで温かな一日を迎えてみませんか?
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