結婚式のスタイルにはさまざまありますが、「お寺での結婚式=仏前式」に注目が集まっています。静寂に包まれたお寺の中で、仏さまとご先祖さまに誓いを立てる厳かな儀式は、他にはない尊さと落ち着きがあります。とくに、ご実家の菩提寺で仏前式を挙げることは、代々受け継がれてきたご縁を大切にする意味でも、非常に意義深い選択です。
*仏前式とは・・仏教の教えに基づいて仏様の前で結婚の誓いを立てる挙式スタイルです。両家の先祖やご先祖様への感謝を表すと同時に、夫婦として共に仏道を歩むことを誓う厳かな儀式です。主に仏教寺院で執り行われ、僧侶の読経の中で指輪交換や念珠の授与が行われます。宗派によって進行や作法に違いがあり、特に浄土真宗や曹洞宗などでは独自の形式があります。
当方では、新郎新婦またはご家族が檀家としてご縁のある菩提寺に出張し、現地での仏前式の準備・進行をお手伝いするサービスも承っております。宗派やお寺のしきたりに配慮しながら、和装のご提案、式次第の整備、ご親族のサポートまで一貫してお任せいただけます。
和婚を希望する方、親族との絆を大切にしたい方、形式にとらわれない本質的な式を望む方にぴったり。今回は、そんな仏前式の魅力とおすすめポイントを5つご紹介します。
1. 仏さまとご先祖に結婚を誓う、深い意味のある式
仏前式では、仏さまと両家のご先祖さまに結婚を報告し、ふたりのご縁を感謝とともに誓います。神前式が「神に誓う」のに対し、仏前式は「感謝を伝える」式。生かされている命のつながりを大切にする、非常に精神的・哲学的な意味を持った式です。伝統的でありながら、心に深く残る結婚式になるでしょう。
2. 静寂と荘厳な空間がもたらす、落ち着いた雰囲気
お寺の本堂で行われる仏前式は、静寂と厳かさに満ちた空間で執り行われます。読経や焼香といった儀式の流れも静かに心を整え、ゲストも自然と背筋が伸びるような空気感に包まれます。華やかさよりも、落ち着きや精神性を大切にしたい方にぴったりの空間です。
3. 家族との「つながり」をより強く感じられる
仏前式は、ご先祖や家族への感謝が根底にあるため、親族中心のあたたかな式になりやすい傾向があります。親との焼香や、両家の仏壇への報告を含めた流れを取り入れるケースもあり、家族の絆を再確認する時間になります。派手さはないけれど、心が通う式にしたい方におすすめです。
4. 落ち着いた和装が映えるロケーション
仏前式では、花嫁の白無垢や色打掛、新郎の羽織袴といった和装がより一層映えます。木造建築や金箔の仏像、障子や掛け軸など、伝統美の中で撮る写真は風格があり、年齢を重ねても色褪せない一枚に。庭園のある寺院では、自然光を活かした前撮りや撮影も人気です。
5. 比較的自由度が高く、アレンジもしやすい
仏前式は、宗派やお寺によって式次第が柔軟であることも多く、親族中心の少人数式や、儀式を簡略化したスタイルにも対応可能です。厳格なルールに縛られず、自分たちの価値観に合った式が実現できる点は大きな魅力。また、檀家でなくても挙式が可能な寺院も多く存在します。
仏前式は、ただの「形式」ではなく、人生のつながりや命への感謝を感じる深い儀式。派手さや豪華さよりも、本質的で心に残る式を求める方にこそおすすめです。都内でも仏前式が可能なお寺が増えており、現代のカップルにとっても選びやすい選択肢になっています。自分たちらしい「和婚」を叶えるスタイルとして、仏前式をぜひ検討してみてください。
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挙式と祝宴(披露宴・食事会)でお使い頂ける美容衣装プランです
挙式は白無垢で、祝宴では色打掛へお色直しもできます
ご新郎様 紋付羽織袴 お着付け
ご新婦様 白無垢 色打掛 又は引振袖 ヘアメイク(かつら又は洋髪)お着付け
綿帽子又は角隠し(かつらの場合はかんざし込)
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